仮想通貨取引は実際のところ儲かるのか。

数年前より仮想通貨に関するニュースが多く飛び交うようになっています。その中には仮想通貨で1億円以上を稼いだ、いわゆる「億り人」と呼ばれる人が紹介されるポジティブなニュースもあれば、仮想通貨取引所から仮想通貨がハッカーによって盗まれたというようなネガティブなニュースもあります。では実際のところ仮想通貨取引は儲かるのか、ということについてまとめたいと思います。
まず、仮想通貨取引というものはハイリスクハイリターンの取引です。例えば、日本株や為替FXもハイリスクハイリターンの取引と言われていますが、仮想通貨取引はそれ以上にハイリスクハイリターンの取引です。これには、仮想通貨のボラティリティが大きいことが要因として挙げられます。仮想通貨は、日本円などの法定通貨とは異なり、その相場を監視、管理する人間がいません。つまり非中央集権型の通貨で、これは国家などによって価格操作が行われないといったメリットも存在するのですが、一方で相場が監視、管理されていない分、その価値が大きく上下に変動しやすくなっています。つまり、ボラティリティが大きいのです。これによって、大きな値幅が取りやすく、大きな利益を上げやすいです。しかし、逆に大きな損失も生じやすいです。単純計算で、仮想通貨が高騰する確率と下落する確率は五分五分なので、儲かる確率も五分五分なのです。よって、仮想通貨取引は簡単に儲けることができるというものではありません。
また、仮想通貨は法定通貨のFXと比較して、出来高が圧倒的に少ないです。そのため資金力のある人が、大きな金額の注文を出すと、大きな相場変動が起こりやすいです。これを利用して、大きな利益を得ようとする大口投資家がいるので、予想しにくい値動きをします。よって、一般的なテクニカル分析が通用しにくく、むしろその逆をついて利益を得ようと大口投資家は考えるので、仮想通貨取引はとても難易度が高いものとなっています。
ただ、仮想通貨取引には、土日も取引ができるというメリットがあります。株や法定通貨FXの場合は土日に相場を揺るがす重大なニュースが出てくると月曜日に窓を開けて相場に急変動が起こることがしばしばあります。しかし仮想通貨は365日、24時間取引が可能であるため、窓を開ける心配はありません。つまり、仮想通貨取引では、ポジションを持った時点で、それを損切りするポイントを決め、逆指値を入れておけば、想定以上の損失が出るということはないのです。また、仕事などで平日に取引ができない方にとっては土日も取引ができることは大きなメリットとなります。